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長崎大学病院

指導医が教え方を学ぶツール

当院では、キャリア支援室長小畑陽子を中心として「iPadを用いた臨床医療人教育プロジェクト」を立ち上げ、iPadを通じた学習を支援しています。

現在約40名の指導医にiPadを配布し、各指導医が作成した教材をiPad 上で参照できるシステムを構築しました。スライド形式のものから、動画まで様々な教材が共有サーバーにアップされており、そこにiPadからアクセスできる仕組みです。

ネット環境があればどこからでもアクセスできるProcedures CONSULTについてもiPadを通じた利用を推進しています。Procedures CONSULTの利点の一つは、教育者が教え方を学べることです。「できること」と「教えること」は異なったスキルなので、指導医にとっては動 画を見ながら、我流と比較して、分かりやすい教え方を学ぶツールとして役立つと考えています。

知識だけではなく「流れ」を
学ぶためのツール

Procedures CONSULTの動画は臨床手技の流れを掴むのにも有効なツールだと思います。臨床手技においては知識だけではなく、一連の流れを理解することが重要です。臨床手技の実施前にProcedures CONSULTの動画を参照して、イメージを掴んでおくことで、効率的なスキ ルアップを図ることができると考えます。これは臨床実習中の学生にとっても同様です。臨床経験のない学生にとって、臨床手技は未知の世界ですので、動画でイメージを掴むことは臨床実習の理解の助けになります。

機能面においては、各動画は一手技のポイントがコンパクトにまとまっていると思います。多忙な研修医、臨床医が日常の隙間の時間で参照することを考えると、一回の閲覧時間は2、3分が限度ですので、一つの動画がチャプター毎に分かれ、必要な部分だけを参照できるため、 大変利用しやすくなっていると思います。

また、学生においては「課題管理機能」も活用の可能性があります。研修医や臨床医とは違って、臨床のアウトプットを評価の基準にすることはできないので、臨床実習における理解度を確認するツールとなる期待も持てます。

長崎県の研修指定病院との連携も
視野に

長崎県には17の研修指定病院があります。県が「新・鳴滝塾」という組織を立ち上げ、17の研修指定病院が連携して勉強会や研修医の交換、広報活動に取り組んでいます。当院でProcedures CONSULTによる臨床手技教育が上手くいけば、そのスキームを他の研修指定病院にも 取り入れ、最終的には17の研修指定病院全体のレベルアップにつながることが理想です。

そのためにも、まずは自分たちの組織で成功例を実現すべく、研修医、指導医そして学生にとって、必要な時に必要なインプットが効率的に得られる教育ツールとなるよう、活用を推進していきたいと思います。

※iPadはAppleInc.の登録商標です。