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愛知医科大学

臨床スキル高める身体診察コンテンツ

プロシージャーズ・コンサルト日本版(以下PC)に初めて触れたときの第一印象は OSCE の事前学習に使えるということです。実際に導入してみて、その自信は確信に 変わりました。特に、実践的な内容で構成された身体診察コンテンツは、臨床スキル を高めるのに有効だと思います。

例えば、触診は基本的な診立ての一つですが、押さえる深さで診断に差が出る肝臓 の見極めは大変に難しいものです。その点、PC は肝臓の手ごたえが他の臓器とどう違 うのかを分かりやすく説明してくれるので、実際の患者に接するときの助けになると 思います。

一つひとつの症例が丁寧に紹介されているので、動画を繰り返し見て、臨床現場で その一場面を思い出せば、必ず役立つはずです。教育者の立場では、行われる動きの 理由が一つひとつ丁寧に解説されるのも好ましい姿勢だと思います。CATO の学習用 DVD で全体像をつかんで「型」を学び、PC で要点をレビューしながら「中身」を学 ぶという使い方をすれば、心強いOSCE 対策になるでしょう。

医学教育のグローバリゼーションを視野に

PC は、WFME の方針に沿って近い将来、否応なく変わる日本の医学教育を視野に 入れたツールとしても有用だと思います。医学教育におけるグローバリゼーション対 応の一環になるからです。国際認証を受ける施設になるためには相応の備えが必要。 WFME では、少なくとも2年間位を臨床に充てるように提唱しています。

そこで、本学では、3年生までに必要な知識を身に付けさせることを前提に、4年 生の前期からPC を使い始めることを検討しています。このシステムが本格運用され れば、本学のクリクラ(クリニカルクラークシップ)期間はWFME の基準を上回りま す。卒後に使うのではなく、卒前からなじんでおけば、従来の見学型実習から臨床参 加型実習の経験を積めるので、実践的な臨床スキルを高められるでしょう。

学生たちが集まってタブレット端末でPC を眺めながら、ディスカッションし合う。 そんな教育環境を整えることができれば、医学教育におけるグローバリゼーションへ の備えはもちろん、本学のブランディング確立にもつながるのではないかと期待して います。

【学生(4 年生)からの声】豊富で分かりやすい症例が理解を助ける

何よりも、所見画像が豊富であることに驚きました。それらの要所要所でスケール やテキストが示されるのは理解の助けになります。カメラアングルが検者視点である ことも魅力的。臨場感にあふれているので、飽きることがありませんでした。

取り上げるテーマは異なっても、そこで行われる処置や器具の使い方などの理由が 一つひとつ丁寧に解説されているのが印象的でした。いわゆる「型」を教えるだけで なく、なぜそうするのかを具体的に解説してくれるので、学習のモチベーションを保 つ上でも良い工夫だと感じました。

また、収められたコンテンツはどれもストーリー仕立てなので、頭に入りやすく、 繰り返し確認することで考えながら学べるのも利点だと思います。OSCE 対策ばかり でなく、他の基礎的な学習にも使えるのではないでしょうか。